はじめに
当サイトではFX口座を選ぶ際の注意点としてスワップポイントの高さやスプレッドの低さなど、項目別にオススメのFX会社を紹介しています。
しかしあなたは、
- 何を重視して選べば良いのかわからない
と、比較以前の問題に直面しているかもしれませんね。
そこで今回は全くの知識のない状態でも、「この3つを抑えるだけで会社選びがラクになる」という方法をご紹介します。
取引数量・スプレッド・スワップ
結論から言うと、
- 最少取引数量
- スプレッドの狭さ
- スワップポイントの高さ
の3つは、必ず確認しください。
さらに会社によって得意な通貨・不得意な通貨がそれぞれありますので、比較は同じ通貨ペアでおこなってくださいね。
ここでは例として、日本人にメジャーな米ドル円をもとに解説していきます。
最少取引数量~比較①~
多くの会社が1,000通貨単位を基本としていますが、1通貨・100通貨単位から提供する会社もあります。
各公式HPをもとに筆者作成
単位数が小さければ、それだけ少ない元手資金でトレードを開始できますので、初心者でも安心ですね。
しかし一方で、リスクを熟知していない方のためにデモトレードを推奨するサイトも多くあります。
ただ個人的には数百円のリアルトレードを強くおすすめします。
なぜならデモトレードでは、損失になる本当の理由を学ぶことができないからです。
[関連記事]【テクニカル分析】的中率100%、そんなのある訳ないよね
損益をもっとも左右するメンタルは、想像を超えるほどのストレスをあなたに与えます。
リアル資産が減る苦しみは、ぜひリアルトレードで学んでくださいね。
スプレッド~比較②~
2018年現在では米ドル円0.3銭が当たり前になっています。
しかし詳しく調べると、平均を下回る会社・上回る会社が混在していることが分かります。
各公式HPをもとに筆者作成
このように同じ米ドル円でも差があるのは、
- サポート体制
- スワップポイント
- 取扱い商品
が異なるからです。
[st-kaiwa3]詳しくは、米ドル円0.3銭は当たり前、スプレッドと合わせてチェックするものとは で紹介しています。[/st-kaiwa3]
そもそもスプレッドとは、会社の収益・投資家の費用に相当するものです。
ですので個人的には割安重視を推奨します。
と言うのもトレード経験を重ねるに連れ、割高スプレッドが煩わしくなってくるんですよね。
ですのでまずは0.3銭以下の低スプレッドから挑戦しましょう。
そして高スプレッドでも魅力に感じる会社を見つけたら、追加口座という形で登録してみてください。
スワップポイント~比較③~
スイングトレードやスワップ運用では見逃せないスワップポイントも各社で差があります。
1万通貨・買いポジション・1日の支給額
各公式HPをもとに筆者が作成
[st-kaiwa3]ちなみに私は[米ドル円のスワップ運用]をしているので、ぜひあわせてご覧ください。
【関連記事】【FX】スイングトレード→スワップ運用に切り替えました。[/st-kaiwa3]
また冒頭でも言いましたが、各会社によって得意・不得意の通貨ペアがあります。
もし豪ドル・南アフリカランドといった新興国通貨で比較する場合は、以下の記事をご用意しています。
[関連記事]豪ドル、米ドルで為替差益もゲット。スワップ運用におすすめの会社
NAOMI推奨のトレードスタイル~番外編①~
ここまで口座選びに必須の3項目と、それに該当する会社を紹介しました。
しかし実際にどのようにトレードをしていけば良いか不安ですよね。
そこで当サイトで推奨するトレードスタイルを1つ紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
突然ですがあなたは、ミセスワタナベという言葉をご存知でしょうか?
日本の個人トレーダーを指すのですが、このようにわざわざ名前があるのには理由があります。
その一つがトレードスタイルにあり、
- 米ドル円の買いポジション
- 中長期運用のスワップ狙い
という特徴があります。
[関連記事][動画あり]ミセス・ワタナベー世界を揺るがす存在
そして本サイトでもミセスワタナベの手法を推奨し、私NAOMIも実践しています。
推奨の理由としては、まずアメリカが日本にとって最もなじみがあること、つまり情報収集がしやすいからです。
またスワップ運用をメインとしますので貯金感覚、つまり相場分析が不要の放置プレーができることも魅力ですね。
そして何より初心者が取組みやすいトレードスタイルなので、多くのFX会社がミセスワタナベを意識したサービスに力を入れています。
以上のことをまとめると、初めてのFXは
- 米ドル円のスプレッド
- 米ドル円のスワップポイント
で比較してみてくださいね。
さらに最少取引数量も低ければgoodです。
[関連記事][NAOMI流]スイングトレードとはーFXの必須を学ぶ
無視して良いもの~番外編②~
また口座比較は今回紹介した3つ以外にも、
- 取引ツール
- 通貨ペア数
- 会社の信頼性
など様々なものがあります。
しかしこれらは、とりあえず無視してもらって構いません。
なぜなら、
- 初心者がテクニカルツールやマイナー通貨を駆使するのは難易度が高すぎる
- 日本のFX規制は世界的にも厳しいため最低限の健全性は確保してある
からです。
もちろん大事な項目ではありますが、矢野経済研究所という金融界で有名な調査会社では、
- 基本の注文機能4つ
- 主要通貨ペア7つ
- 信託保全
は、主要17社で必ず用意してあります。
【外部サイト】有力FX企業17社の月間データランキング-2016年11月-
ですので最小取引数量・スプレッド・スワップ以外に関しては、実際にトレードをする中で検討しても、決して遅くはないのです。
[st-kaiwa3]もし3つ以外の項目も気になる方は、ぜひチェックしてくださいね。[/st-kaiwa3]
[関連記事]
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- 【ファンダメンタルズ分析】通信社5つとそれを扱うFX会社
まとめ
FXに対する不安は和らぎましたか。
口座開設は無料ですし、むしろキャッシュバックがもらえるのでラッキーですよ。
また複数口座の開設も可能ですので、テクニックスキルにあわせて2つ・3つと増やしていきましょう。
今回ご紹介した初心者の口座選びは、
- 最少取引数量の小ささ
- 低スプレッド
- 高スワップ
を比較することです。
何度も繰り返しましたが、それだけ重要な3つだということです。
また通貨ペアは米ドル円から始めていきましょう。
そして私がSBIFXトレードを愛用しているように、あなたにもピッタリの会社が見つかることを祈っています。