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魅力の裏にはワナがある、株券担保サービスの落とし穴3つ

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はじめに

前回の極端にちがう、SBI FX トレードとSBI証券の比較5つでは、SBI証券でFXをする際は株券を担保にしたサービスがあることを紹介しました。

 

  • 現金不要
  • 株券の有効活用

ができるということで魅力的ですが、一方でリスクが大きくなることにも注意しなければなりません。

 

今回は私自身が株券担保サービスの誘惑に負けない決意表明もかねて、どのようなリスクがあるのか解説していきます。

 

株式移管

2017年9月現在、株式を担保にFXができる会社は

の3社ですので、他社で保有している場合はまず株式移管をしなければなりません。

 

その際、入庫と出庫のそれぞれで手数料がかからないか確認します。

なぜなら上記3社の入庫に関しては無料ですが、現在保有している会社の出庫に関しては有料になる可能性があるからです。

 

参考 株式移管にかかる手数料

※ 3社についてはこちらです:SBI証券カブドットコム証券マネーパートナーズ証券

 

また完全に株式が移管されるまでは1~2週間時間がかかりますので、権利確定日が多い3・6・9・12月は避けておこなうのがベターです。

 

デメリット

また移管後は株式担保をするための申し込み手続きをおこないます。

そのうえで前日評価額の70%を証拠金として、FXで活用できるようになります。


 参考 株式担保サービス

 

ここまでは、

  • 現金不要でFXができる
  • 塩漬けになっている株券も新たな収益チャンスを生む

ため、魅力的に思えますね。

 

しかし以下のようなデメリットがあるため、通常のFXよりもリスクが高くなることに注意しなければなりません。

  1. FXでのコストがかかる
  2. 2重リスクが発生する
  3. やはり現金が必要

 

一つずつ見ていきましょう。

 

①FXでのコストがかかる

株式担保サービスは総合会社での提供であるため、FX専業会社よりもスプレッドは割高となっています(米ドル円で比較)

  • SBI証券0.5銭
  • カブドットコム証券0.5銭(※1
  • マネーパートナーズ0.3銭(※2

 

また取引単位に関しても1万通貨単位が基本で、1,000通貨や100通貨は制限つきでの提供になります。

  • SBI証券(ミニ取引:1,000通貨単位。クロス円、6通貨ペアのみ
  • カブドットコム証券(シストレFX:1,000通貨単位。店頭FXは1万通貨単位
  • マネーパートナーズ証券(FX nano:100通貨単位。ロスカット水準や約定率が通常のものより劣る

 

(※1シストレFX(自動売買)の場合。店頭FX(通常売買)は0.6銭。

(※2割安水準ではありますが、株式移管のさいに単元未満株の入庫はできません(ほかの2社は可能)

 

[関連記事]米ドル円0.3銭は当たり前、スプレッドと合わせてチェックするものとは

 

②2重リスクが発生する 

FXの証拠金が(安全資産の現金ではなく)危険資産の株式であるため、株式担保サービスは2重リスクが課されることになります。

 

FX・株式ともに思惑通りに動けば、別々での運用よりリターンが大きくなりますがもしハズレてしまうと逆にリスクが大きくなってしまうのです。

 

国内株式と米ドル円との関係でいうと、

  • 株高=円安
  • 株安=円高

になる傾向がありますし(後日、解説予定)、スワップ益を考慮する際はaskでのポジション保有になるため、

  • 株式担保の評価額が上がる(株価上昇):FXは含み益になりやすい
  • 株式担保の評価額が下がる(株価下落):FXは含み損になりやすい

となります。

 

[関連記事]円安・円高とは

 

③やはり現金が必要 

また株式担保サービスを利用したFXの損切りは、

  • 損失額分の現金を用意する
  • 株式の一部を売却する

のいずれかの方法をとらなければなりません。

 

証拠金維持率なども通常通り適用されますので、損益額が日々変動する特徴を考えると株式を担保にできるとは言え、現金も預けておく必要があるのです。

  • FXにかかるコストが割高
  • FX、株式の2重リスクが発生
  • 損切りに備えて現金を用意

することを考えると、株式担保サービスとはリスク管理を熟知したベテラン・トレーダーでないと使いこなせない代物であることがわかります。

 

リスク資産でリスク資産を保有、何かに似ている

唐突ですが、本サイトでは海外FXに関する記事も更新しています。

 

それらをご覧になった方はお気づきだと思いますが、この株式担保サービスはビットコインでの入出金と同じ発想をしています。

[関連記事]【海外FX】ビットコイン入出金の課題3つー検討中のあなたへ

 

つまり、

  • 株式担保サービス:株式→FX
  • 海外FX:ビットコイン→FX(もしくはFX→ビットコイン)

とリスク資産(株式やビットコイン)をリスク資産(FX)で運用する点で類似しています。

 

しかし投資とは本来、安全資産(現金)の一部をリスク資産に変えて運用するという考え方が大切です。

したがって、

  • FX
  • 株式
  • ビットコイン

を利用していく際は、あくまで価値変動が小さい現金を元手に考えていかなければならないのです。

 

まとめ

株券担保サービスは株券を有効活用できるため魅力的な面がありますが、

  • 提供している会社が総合会社であるためスプレッドが高い
  • そもそも株式にリスクがあるため更にハイリスクになってしまう
  • 損切りでは現金が必要になる

というデメリットがあります。

 

したがって各金融商品に応じて証券会社を使い分けることが大切です。

少なくともにFXに関しては、専業会社が総合会社よりも使い勝手は充実しています。







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