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年利4.35%の中国人民元…初心者は辞めておいたほうが良いよ。

更新日:

はじめに

前回のトルコリラに続き、今回は中国人民元に注目します。

2018年5月現在の為替レートは17.13円、政策金利は4.35%です。

 

結論から言うと、中国について無知な人にはハードルの高い通貨です。

なぜなら管理フロート制という、ほかの通貨ペアと異なる為替制度を取っているからです。

 

ココでは、人民元に興味があるという方のために

  • 価格が変動する仕組み
  • 値上げ・値下がり要因
  • 取り扱い国内FX

を紹介します。

 

NAOMI

為替レートはGoogle、政策金利は外為どっとコムを参考にしました。

 

政策金利と為替レート

新興国通貨に分類する中国人民元ですが、政策金利は他の新興国通貨より見劣りします。

参考 人民元以外は、みんかぶFXを元に独自作成

 

また為替レートの比較は、こちら。

参考 Googleをもとに独自作成

 

正直なところ金利・価格ともに優位性がないので、

  • 中国の国際情勢に詳しい方
  • これから中国について勉強していく方

でなければ、投資に不向きな通貨です。

 

しかし日本と同じアジア圏にあり、貿易でもお世話になっている国です。

衰退期の日本に経済効果をもたらす重要国ですので、最低限の知識はぜひ身につけておきましょう。

 

管理フロート制~ポイント①~

ポイントは、

  • 管理フロート制を取っている
  • CNYとCNHの2通貨がある

ことです。

 

まず管理フロート制とは管理変動相場制度とも言い、限られた範囲内の為替変動であることを意味しています。

 

これは、

  • 政治:計画経済
  • 経済:市場経済

と言う、特殊な国家体制を取っていることが背景にあります。

現に、過去10年間の為替レートが12~20円に推移しているのも、この相場制度が影響しています。

 

 

NAOMI

厳密には[米ドルに対する限定的な為替レート]を採用しています。

その際、米ドルのことを[通貨バスケット]と言います。

 

そして管理フロート制とは、中国政府など権力者による為替操作が強く働きます。

そのため他の通貨ペアよりも、相場分析が難しいという特徴があるのです。

 

CNYとCNH~ポイント②~ 

また中国人民元には、CNY・CNHと2種類の通貨があります。

何ともややこしいのですが、その原因も計画経済と市場経済をコラボレーションしていることにあります。

 

結論から言うと、私たちが売買に使用する通貨はCNHです。

つまり国内FXではCNHを取り扱っており、スワップ運用としてお勧めをしているのです。

 

また為替レートはCNY・CNHともに管理フロート制をとっています。

イメージとしてはCNYの価格が基準となって、CNHが世界市場向けに流通しているのです。

 

両者の違いとしては、

  • CNY:中国の国内市場で使用される、公式な通貨コード
  • CNH:香港市場で活発に使用される、形式上の通貨コード

であることです。

 

NAOMI

CNYを取引する市場をオンショア市場、CNHを取引する市場をオフショア市場と言います。

 

また香港(ホンコン)とは、1992年までイギリスに属した国でした。

イギリスと言えば資本主義の発祥国で、日本やアメリカと同様に市場経済をとっています。

 

そのため香港は資本主義の血を受け継いでおり、中国の一部ではありますが経済だけでなく政治面も市場経済をとっています。

 

値上がり要因 

次に購入するための具体的な話に入ります。

 

先述したように価格が一部の権力者に操作されている中国人民元ですが、

  1. 値上がり要因
  2. 値下がり要因

も知る必要があります。

 

①そもそも人民元が新興国通貨並みの価格を維持しているのは、輸出貿易を有利にするためです。

つまりレート価格が低ければそれだけ輸出による中国の利益が大きくなります。

 

しかしこれに反発しているのが、中国製品を多く輸入しているアメリカです。

貿易赤字国であるこの国は、黒字に近づけるために中国に対して人民元の値上げ圧力をかけています。

 

世界の2強であるアメリカと中国ですが、為替差益を確保する際はアメリカが優位になることが望ましいのです。

 

値下がり要因

②一方、アメリカの優位性以上に中国の不透明感が強くなると、値下がりの要因になります。

 

過去の事件には、

  • シャドーバンク:2013年
  • 人民元ショック:2015年

があります。

 

つまり権力者の管理下とは別に大量の売り注文が発生し、CNHだけでなくCNYにも影響を及ぼすのです。

 

したがって個人的には、

  • 権力者は人民元の値上げに否定的
  • 中国自体に不透明感がある

ことから、値下がり要因が優勢だと推測します。

 

おすすめのFX会社

このように規制の多い通貨ですので、国内で取り扱っている会社は少ないのが現状です。

 

スワップポイントは、1万通貨当たり8~11円と各社で大差はありませんので、

  • スプレッド
  • 最低取引数量

で比較していきましょう。

参考 公式HPをもとに独自作成

 

個人的にはSBIFXトレードが、数十円単位で購入できるのでお勧めします。

 ●中国人民元を買ってみる◆
SBIFXトレード

 

まとめ

2012年から国内FXで取扱可能となった中国人民元。

政策金利4.35%である上にリスク要因も強いため、新興国通貨・マイナー通貨に分類されます。

確かに同じアジア圏にありますが、知らないことが沢山ありますよね。

 

近くて遠い国、中国。

メジャー通貨に物足りなくなったあなたにオススメです。

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