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円高・円安のどちらに日本経済は行きたいのか-金融面を判断材料に

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はじめに

株式投資では株価は上がるのが良いと判断されますが、FXでは円高と円安いったいどちらが良いのでしょうか。

賛否両論ありますが、ここでは円安を推していきます。

 

[関連記事]円高・円安とは

 

円安を推す理由①

国内FX会社では以下のようにクロス円、つまり円が絡んだ通貨ペアを買い(ask)で保有すると、多くの場合スワップポイントを受け取ることができます。

参考 SBI証券

補足

通貨ペアの並びで、なぜ円が必ず後ろにくるのか疑問なったあなたは以下の記事がお勧めです。

[関連記事]通貨ペアの並び方―ルールとルーツ

 

つまりFXトレーダーの立場では買い(ask)で保有するとメリットが大きいため、円安になるのが良いと判断できます。

 

しかし一概にスワップポイントだけで、株価上昇に値するのが円安だと決めるのはなんだか不安ですよね。

そこで次に、日本経済全体が円安を推している理由について解説します。

 

円安を推す理由②

あなたは2012年ごろから始まったアベノミクスクスが、円安政策を掲げていることをご存じでしょうか?

三本の矢を合言葉に2012年10月~2013年前半にかけて、対ドルで20円もの円安になりました。

また2013年4月には黒田バズーカも発動され、日本の歴史上初のマイナス金利を導入しています。

 

結果はどちらも2017年現在ではイマイチなものになっていますが、その原因は円高要因が根強く残っているからです。

それではなぜ日本は円高から脱出することができず、苦しんでいるのでしょうか。

2つの理由をあげていきます。

 

円高から脱出できない理由①

まず日本国内で言うと経済が成熟しているため、お金(円)を借りて新たなビジネスを始める企業が少ないことが挙げられます。

その結果、貸出し金利をおもな生業としている銀行は、借り手がいないため仕方なく国債を購入して資産を運用している始末なのです。

参考 国債等の保有者別内訳

 

参考 一般会計予算(歳出)

 

つまり、

  • 国債所有者:海外や家計の割合が小さく、半数以上が銀行で占めていること
  • 一般会計予算(歳出):国が使えるお金(円)の1/4が国債購入に使われていること

が円高から脱出できない理由となっています。

 

対策としては国債を購入して円を溜めこむのではなく、付加価値を生み出すビジネスで円を使い流出させていくことです。

それが円安、そして株価上昇につながるのです。

 

円高から脱出できない理由②

また日本国外に目を向けると、円は安全資産として位置づけられています。

 

これは大変ありがたいことではありますが、

  • アメリカやヨーロッパ諸国で悪材料が発生した際
  • 新興国で紛争や天災が発生した際

と世界のどこかで事件・事故がある度に、円に人気が集まり円高になりやすくなってしまいます。

 

理由としては、

  • 紙幣が偽造されにくいため
  • 歴史的・地理的に他の先進諸国(欧米諸国)と距離があるため
  • 国としての力が強いため

と言ったことが挙げられます。

 

つまり円は成熟期にあり国内での利用頻度が少ないうえに、円そのものに価値があるため溜めこまれやすく[円高]になり易いという特徴があるのです。

 

輸出入は日本経済に影響を与えない!?

巷ではよく円高・円安の関係を輸出入を例に解説され、日本経済に影響を与えるかのように解説されています。

しかし日本の貿易依存度は2割にも満たず、日本経済を大きく左右する原因ではないことが分かります。

参考 世界の統計(9-3貿易依存度)

 

なぜ輸出入を例に解説するメディアが多いのかというと、日常生活を送るうえで不可欠な消費面に該当するため、投資をしていない国民でも理解がしやすいからです。

 

しかしあくまで輸出入の影響は日本経済の氷山の一角に過ぎず、大事なのは今回解説した(消費面ではなく)金融面をもとに円高・円安を考えていくことです。

参考 円高と円安、どちらが得か

 

図は世界経済を表わしていますが、日本経済も同じような状況となっています。

したがって日本が今後向かうべきなのは円安であり、その判断材料としては消費面(輸出入)ではなく金融面から見ていくことが大切なのです。

 

買い(ask)でスワップポイントがつく限り円安推しでいこう

結局振り出しに戻ってしまいますが、買い(ask)でスワップポイントがつく限りは、日本経済全体は円安に向っていると理解して問題ありません。

なぜならスワップポイント自体が政策金利をもとに算出されているからです。

 

FXをしているあなたは、未経験の方に比べて日本経済を熟知していることに自信を持ち、円安が株式投資でいう上昇に相当するものだという認識でトレードに臨んでください。

 

まとめ

円高・円安のどちらが良いかは、置かれている状況によっても異なりますが、2017年現在では円安が良いとさ判断できます。

そしてFXをしている私たちがトレード判断として、日本経済が円高・円安のどちらを望んでいるかは金融面から考えていくことが大切です。

 

現在の円は流出量が少なく溜めこまれている傾向にあり、円高からなかなか脱出できない状況にあります。

株式投資で値上がりが簡単にいかないのと同じように、円安になる為にもいくつかの課題が残されているのです。

 

特に日本は、海外からビジネスチャンスとして魅力的な国だと評価されることが大切で、高い評価を得られれば円安だけでなく株価の上昇にもつながります。







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